グーグルアドセンス登録体験記(2016年10月)-後編
前回投稿「グーグルアドセンス登録体験記(2016年10月)-前編」の続きです。
なんとな~く始めたアドセンス申請に苦戦し、次第にムキになっていきます。連続する一次審査落ちに、末期にはアドセンスが張られたサイトを見ると「なんなんだ!」とか「いいな~(涙」とか呟く始末。なんだか躁鬱みたいになって来ました。
就活大学生の気持ちを思う
「申請」
G様「不十分なコンテンツ」
「申請」
G様「不十分なコンテンツ」
(;;)
「申請!」
G様「不十分なコンテンツ」
「申請!!」
G様「不十分なコンテンツ」
ヽ(゚Д゚#)ノ
G様「がはは。お前のサイトは不十分なコンテンツなのだ。どこが悪いかって?説明するまでもない。お前なぞ『不十分なコンテンツ』この一言で十分だ」
○ )) | ̄|_
この「不十分なコンテンツ」と言う表現は抽象的であるので、正直「どこが悪いのか??」と悩み、全く検討違いの、本来「あるべき」姿だったところを「改悪」させている可能性すらありました。ネット上に都市伝説レベルの「こうするべき」論が飛び交うのも頷けます。
「わかった。わかったよG様。これから一か月、間をおいてコツコツ更新するよ。価値の無い自分にどれだけ価値あるコンテンツなんて作れるか分からないけど、更新頑張るよ」
そうして一か月間、申請を出すこともなく「生活系」ブログの更新を進めました。投稿数は30を超え、記事文字量も一記事あたり1500文字程度はあったと思います。
私「今度こそ、今度こそ… 申請!」
その日の夜
G様「不十分なコンテンツ」
でっしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんんあああああああああああああああああああああああああああああ
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そして諦める
もういいよ。わかったよ。G様は私のことが嫌いなんだよね。いいよ。わかったよ…。そんな気持ちでいっぱいです。
繰り返しになりますが、もともとアドセンスに興味があった訳でもなく。「ちょっとやってみよう」くらいで申請したのに、熱くなりすぎました。目的のための手段が、いつの間にか目的になっていました。
そうだ、目的は同じ悩みを持つ人との共有であって、アフィではなかったはずだ!…それにアフィなら他にもある。アドセンスは諦めよう!(生活系ブログの話です)
決定打にしたもう一つがヘルプフォーラムです。フォーラムでは「一次審査に通りません」トピックを建てている方の多くが、自サイトのURLを張り付けてエキスパートな方たちに意見を求めています。
そこを参照した時、「あー このレベルで落ちるんじゃ無理だな。無理」と厳しい現実を突き付けられました。
この頃既に9月末。初めて申請をした8月から一ヶ月半が経過していました。長かった…。
・・・・・・。
でもやっぱり体験してみたい。みたい。みたい。あああああああああああああああああああああああ
もうなんだか破れかぶれな感じになった自分は、もう一つのFX系サイトを申請してみることにしました。分かっています。投稿数、記事文字量、ドメインエイジ、いずれもが生活系ブログより劣っているこちらが通過する筈ない。と。
実際、入力事項を打ち込んだ後、申請ボタンを押す前に「無駄だしやっぱ辞めるか」と、ちょっと躊躇したのを覚えてます。
だからもう、「さて、次はいつ『不十分なコンテンツ』メールが届くのかな~…」なんて自暴自棄になっていたら、当日中に「アドセンスへようこそ。お申し込み内容の審査が無事に完了しました。」メールが届いたのです。
G神のお考えは分からない
正直、今もって生活系ブログがNGで、FX系ブログがこうもあっさり通過したのかまるで分かりません。一ヶ月半もの間、ムキになって再申請しながらもFX系ブログは申請してこなかった理由に、それだけ自分の中で「生活系ブログは特定の悩みを持つ人に役立つ記事を投稿している。真面目にやっている」気持があり、一方のFX系は遊び半分でやっていたからです。
なのにこの結果…。全くの盲点でした…。
この後無事二次審査用広告(無地)を張り、めでたくサイトが認証されました!
これから申請をする方へ
自分も一次審査落ちを繰り返して右往左往したし、他サイトの情報を参考にさせてもらったりもしてきたので、審査通過時の状況をまとめてみようと思います。ただし、これが本当に正しいかはわかりません。
- 審査を通したブログの状況
- ドメインエイジは非常に短く一ヶ月経つか経たないかくらい
- PVも非常に少ない弱小サイトで一日100PVもないくらい
- 審査通過時の投稿数は29記事。記事量は大体1000文字以上。でも、それに満たない投稿もあり。逆に3000文字近いものもあり
- サイトのプライバシーポリシーを明記するのは必須らしい
- お問い合わせフォームはなし、コメント欄の作成と自身のメールアドレスは記載していた
- お気に入りブログへの「外部リンク」あり。画像も掲載あり。(もちろん著作権問題なしの物)
- パンくずリストは設置していた方がよいとの噂があったので使用していた
- カテゴリ内に1件、2件しか投稿が無いものは、他カテゴリと統合した方がよいとの噂あり
また、こちらも結局は経験談(レベル)の域でしかない話ですが…
- 再申請数回目からは異様に早い却下が来たので、再申請にある程度の期間を置く必要はあるかも知れない
- 困った時は下手にググるより、王道のヘルプフォーラムに頼った方が確実かも知れない…
- 二次審査中、アドセンスログイン画面(ホーム)には「広告コードを張ってください」が終始表示されていた。張った後も表示されているので「張り方ミスっている?」と戸惑った
- 二次審査は広告コードを張ってから四日後に通過。こちらからは審査が開始されているのかも不明でイキナリ認証メールが来た
- 二次審査は広告コードを張ったら待つのみ。こちらから「張ったよ」的な連絡はなし
- 広告が正しく張れているかは、自サイトの「ソース」からコードを確認してみる
- クロームで自サイトを表示し、全選択すると広告配置箇所が広告スペースサイズで反転(ハイライト表示)する
- IE11で全選択しても反転(ハイライト表示)しなかったので戸惑った
アドセンス二次審査待ちステータスのログイン後画面。「広告ユニットを作成しました」には「○にレ点」が付いて完了を表しているのに、広告を貼った後も「http…に広告コードを配置する」へはレ点が付かず、「あれ?広告が正しく貼れてない?認識されていない?と心配になった。
IEでサイトを表示し、全選択した状態。広告(二次審査待ちで透明)を貼った箇所(赤枠のところ)が青くハイライトされない。
クロームでサイトを表示し、全選択した状態。広告を貼った箇所(赤枠のところ)が青くハイライトされている。
結局、ログイン後画面の「http…に広告コードを配置する」へはレ点が付くことなく、二次審査は通過しました。クロームでサイトを表示し、全選択した時に広告箇所がきちんとハイライトされれば心配しなくて良さそうです。
後日談
ようやく正規の広告が配信されるようになり、僅かながらも見積もり金額が加算されていき。最低見積もり額である千円を越えると、グーグルより「登録した住所にPINコードを送るよ」手続きを要求されます。
どうやら事前に登録している住所が正しいものか確認のため、郵送手続きを踏むようです。手続きをして二週間ほど経つと、一枚の通知カードが届きました。
屈折数か月。感動物です。
このカードを開封し、記載されているPINコードをWebで入力して認証されれば、登録した入金用口座が承認されるようです。
ただし、Adsenseの収益が実際の「お金」として口座に入金されるには最低金額が決まっており。最低金額8千円になるまでは、入金はお預けです。orz
以上、何かの参考になれば幸いです。