気づけばアマゾンもFT100も含み益に転じていた
つい先日まで、私が唯一米国個別株で保有しているアマゾン(AMZN)の株価は評価損状態でした。
購入したのは今年の02/03、取得価格は1,471USDです。 当時、このブログでも投稿したものです。
また、英国株価指数であるFTSE100 こちらはCFD取引をしていますが、やはり先日投稿したとおり、評価損状態でした。
前者のアマゾンは将来性を信じて(一部でけちょんけちょんに言われていますが)長期的にホールドを続けるつもりでしたし。 後者のFT100はもともと「配当相当」狙いのインカム投資でした。必然的に中・長期投資になります。
そんな訳で、評価損状態になっても、先日の「米国発株式調整局面」が発生しても。 まぁ、フーンくらいで放置していましたが。
気づけばいつの間にか評価益状態に転換していました。 金額としては微々たるものですけどね。
※アマゾンの日足です。SBI証券より
アマゾンは15万円程度の投資資金で、現在137USD程度の評価益。 FT100は3枚で配当含め6万ちょっとの評価益です。こちらは1枚77万円程度で、レバ1倍なら240万程度必要ですが、現在は約半分の120万程度預け入れています。
それぞれのタネ銭と、投資期間を考えれば十分な評価益です。
・・・な~んて短期の話をしても仕方ないんですけど。 来週にはまた評価損!なんて展開も十分有りえる訳ですし。
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狼狽売りは一番悪手だと実感
ホールドしたところで全く鼻にもひっかけないような株であれば話は別ですが。
・・・と言うか、そもそもそんな株ならなんで買ったんだって話になりますが。
「まぁ、持っていればいつかはきっと戻すし、買値を更新するよね」っと思える株は持っていて安心ですね。 調整局面も傍観できますし、もっと下げれば買い増しするチャンスとも見れます。
含み損状態になると、なんとなく気持ちが良いものでないのは確かですが・・・。
これがFXやCFDで、無理なレバレッジをかけた投資だと物凄い心的ストレスになります。 仮に「まぁ、持っていればいつかはきっと戻すし、買値を更新するよね」と思っていても、下げ幅によっては悠長なことを言っていられなくなります。
強制ロスカットがありますからね・・・。
この辺りも含めて考えると、やはり長い目で見てレバレッジ取引をするのではなく、個別株を現物投資するとか、ETFやインデックス投信を買うのが兼業投資家としては安心だとつくづく実感します。
約10枚のロング@50円のトルコリラ円と、3枚のショート@25円のトルコリラ円。 こいつを将来的にどう処分するか、ホント悩ましいです。 生きている間に買値トントンになるかな・・・。
とは言え、FT100はそろそろ出口戦略を考える
何度と無くこのブログでも投稿しているとおり、くりっく株365による配当戦略は2017年末に改悪されました。 私が持っているFT100は英国代表企業の指数投資であり、1枚につき配当相当が年間3万程度見込んでいました。
ロングでポジを持つと、配当相当が受け取れるかわりに「金利相当」の支払いが発生します。 ロングで金利支払いが発生するのはFX出身の自分からすると変な感じでしたが、日本は超低金利時代です。
支払い金利相当は考慮する必要がなかったし、実際2017年の支払い金利相当は制度変更となる12月までは0円でした。 ところが先の改悪により、相手通貨の金利が適用となったため、従来日本円金利で計算されていた支払い金利が英国ポンドの金利で計算されることになりました。
2018年はじめから、現在までの支払い金利相当は約600円(1枚)です。
英国は今後利上げが見込まれますし、日本との金利差は大きくなる一方だと信じていますので、支払い金利相当は増大するハズです。
となれば、年額の配当相当をじわじわと食いつぶして行き、「旨み」のない商品になります。 実際・・・ NYダウをインカム目的で買った人は、現時点で悲惨なことになっていると思います。
日米の金利差で金利支払い計算がされるため、ダウによる受け取り配当相当が0円に迫る状況です。
いずれ、FT100もそうなる訳で、やはり年内程度での離脱かな、と考えています。
とは言え、売却を望む際、指数がどうなっているかの問題があります。
買値よりも高いレートであれば、インカム&キャピタルの二重取りになりますが。 調整局面による大幅下落中であれば、これまでのインカムを食いつぶすことにもなりかねません。
そう考えると、年末に3枚全てを売却しようとするのではなく、指数状況を見て段階的に1枚ずつ手放した方が良いのかも知れません。 ・・・インカム(配当)がちょっと惜しいですけど。
こんなことを考えてチマチマやるくらいなら、最初からインデックス投信かETFを買えよ!って突っ込まれてしまいそうですが。
だって仕方ないんだもん。
前記の通り、「コレは良い!!」とCFD投資を始めた後に制度が改悪されたんだもん。 貰い事故みたいなモンですよ・・・。
でもまぁ、3枚を上手く手放せれば、最終的にCFD投資では店頭CFDも取引所CFD(くりっく株365)でも、利益をそこそこ頂いたことになるので、やって損はなかったことになります。
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余談ですが・・・ つみたてNISAもプラ転しました
つみたてNISAを行っているSBI証券へ、久々ログインして確認してみると。 こちらも先日まで評価損状態だったつみたてNISA(全て海外株投信)がプラ転していました。
こちらは超長期ですから、なおさら現時点の評価などどうこう言っても仕方がないのですが。
やはり米国株を中心として海外株へコツコツ投資して行くのは間違いなさそうです。 毎日1000円程度の買い増しを自動設定しており、本日時点で年間上限額40万円のうち、61%が積み立てられていました。 (つみたてNISA、ジュニアNISAの投稿は「つみたてNISAを開始|私の選択した投信と買い付け方法」、「ジュニアNISAで学資を運用開始」など投稿しています)
5年、10年先が楽しみです。