トルコリラスワップ投資に旨みはまだあるのか
FXと言い株と言い、近頃乱高下していますねぇ・・・。
取り分けトルコリラ。
日本は2019/3/29に統一地方選の公示がされましたが。 奇しくもトルコではその2日後、3/31に統一地方選が行われました。
スワッパーの立場から、良いのか悪いのか。 現職、エルドアン大統領率いる与党は、首都アンカラを始め、複数都市で敗北のようです。
懸念はそれだけではないですね。
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米国との摩擦、選挙、介入・・・
牧師問題も解決し、一度は落ち着いたように見える米国間との関係も再び揺れています。
米国が牽制するロシア製ミサイル防衛システムの導入を進めているトルコに対して、米国はステルス戦闘機F35の出荷停止を発表。 米国との関係悪化、再びです。
予想以上の外貨準備高減少などを端に発したリラ安の再燃から、リラ売り推奨を掲載したJPモルガンを「不当」「調査」と噛み付き。
更にトルコ銀行に指示し、流動性を抑制。オーバーナイト金利が1200%に達する事態へ。 私も金融知識はからっきしなんですが、要は「リラをショートすると痛い目みるぞ」の状況を強引に見せ付けた感じですかね。
ただ、どのニュースなんかを見てもこの強引な手法が続くわけはないので、この引き上げが解除された時、リラ売りが一段と激しくなるのでは・・・との懸念もあるようです。
かつてはタイやフランスもこのような手法を取ったらしいですが、うーむ。
やはり「トルコリラ円」をスワップ目的でメイン取引するのは心穏やかで生きていけませんね。
既にリラ円を持って十年ですが、ここ一・二年は本当にそう痛感します。
そろそろまた、「トルコリラ デフォルト」なんてキーワードが顔を覗かせそうです。
なぜリラ円スワッパーになったのかって?
それは売り買い、日々のレート変動に気を揉まれたくないから。
とにかくロングして、ずっと持ってりゃいつかスワップが万事解決してくれるジャン!
そんな理由からだったのに、気づけば心身が磨耗する日々です。
まぁ、私なんかは遅まきながらリラメインを止めて他へ派生しましたし。 少しずつリラ円のロング・ポジションを解消しても来ましたが。
一千万とかリラに突っ込んでる人を想像すると恐ろしい。
いや、このままウダウダしつつも数年経って、結果的にスワップ勝ちするかも知れないし。
ここが底で上昇トレンドに転換する可能性だって、ゼロではないのでしょうが。
どっちにしてもギャンブル的で心休まらないですね。
リラをスワップ目的で持つことは否定しませんが、この通貨だけで行くのは、私はお薦めしません。
本当は両建てのリラショートも考えていた
2018年には一方的に激しく下落するリラ円に対して、苦肉の策として「両建て売り」をロングの半分だけ建てました。
基本、両建ては「禁忌」と学習してきたのですが、2018年だけで言えば奏功して20・30万の利益がでました。
トルコ統一地方選を前にした19円割れの空気が漂う中、今回も実は両建てのリラ・ショートを考えていました。
諸々の皮算用なんかをしている内に売りそびれて、そしたら今度は20円半ばまで回復です。
そして先のショート勢対策。
更に4/2、本日時点では再び19円台に転落。
もう・・・ なんか、市場原理ではなくトルコ・・・ というよりエルドアン大統領の意向次第で転がる状況に。
こうなって来ると「リラ」はロングもショートもどっちも信用できなくって、「関わりたくない」って気持ちが滲み出てくる。
スワップ+積み立て投資+CFDでGo
こんな状況ですが、挫けず三段投資で私は進めます。
トルコリラ円に依存せず、南アランド、メキシコペソのロングによるスワップ収入。
※ただし、新興国は連動して下落するリスクがあるので、投資比率としては全体の二・三割が良しと見ています
そして市場が乱高下しようがお構いなしの機械的強制積み立て、その名も「積み立てニーサ」
このままでは自己判断の余地がなく、面白みがなくなるため、ポジポジ病を抑えるための裁量取引でCFD株(手動トラリピ)
うーむ、完璧です。(・・・完璧?)
長らく停滞していたダウ30も、本日4/2時点では26250ポイント辺りまで戻していて、あと少しで利が乗ってきそうなんですよね。
CFD株裁量取引はここ数ヶ月利確できていないので、今回こそワンタッチして欲しいものです。
★私のスワップ用メイン口座の一つ「セントラル短資」さんです。メキシコペソのスワップが16円/日で断トツ。歴史ある良い会社です。
★CFD配当戦略が改悪される中、店頭CFDで短期少額裁量トレードをしています。(手動トラリピ) こちらは店頭CFDでやっていて、私はGMOクリック証券を使っています。