トルコリラとメキシコペソの明暗
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米国・トルコ間での牧師問題が落ち着き、しばらく安定して20円台だったトルコリラ。
最近厳しいですね。 大きく下落するのが今か今か、と言った状態に感じます。
ニュースで最もらしく言われているのは、次の理由です。
- 高止まりしているインフレ率
- 選挙で与党が敗北し、改革が遅れること
- 市長選の結果に大統領が異議を唱え、再集計していること
- ロシア製兵器の購入で米国と険悪なムードになっていること
独裁色強まるトルコ、投資していて大丈夫?
全く、これでもかっ!!ってくらい、ズブの素人考えですが。
本当にトルコ、トルコリラに投資していて大丈夫なの?と再び不安になっています。
選挙で敗北したら不正選挙を訴え再集計だの、投票やり直しだのを言い始めて。
格付け会社がトルコを貶めようとしていると猛烈に批判し。
一方でトルコ国内のメディアは諸手をあげてエルドアン大統領の主張に賛成し。
まだ記憶に新しい敵対勢力の粛清や非常事態宣言。
そしてロシア兵器購入による米国との関係悪化。NATOはどうなっちゃう?
娘婿のアルバイラク財省による改革発表は投資家から失笑される。
ダメだ、良いところが全くない。
売れないギタリストで彼女に貢がせながら、浮気しまくってるフリーターくらい良いところがないぞ!
一方、安定のメキシコペソであった
メキシコペソの懸念事項としては、こちらも米国との移民流入問題、いわゆる「国境の壁」でしたが。
トランプ大統領は先日、この国境の「即時閉鎖」を撤回して、1年の猶予期間を置くと発表しました。
これが追い風となり、原油価格が上がっていることも相まって、メキシコペソは高値上昇中です。
4/15夕刻時点では5.97円です。
スワップ用ポジションを、短期のレートでどうこう言っても仕方ないですが、比較的良い時期に10万ペソのポジションを買い建てたかも知れません。
(んなこたーない)
栄枯盛衰、メキシコペソは好調だけど・・・
トルコリラに関してはもう、何度目かの下落、危機的フェーズで、正直「またか・・・」という感じです。 もう少し具体的に下落の傾向が見えてきたら、ヘッジの「両建て売り」ポジション構築を考えなければなりません。
(ただ、先日ショート勢対策にでたエルドアン大統領だから、何するか怖いなぁ)
改めて一通貨への依存が危険と痛感します。
ただ、それは今このブログを書いている時点では一見好調の、メキシコペソも同じことです。
いつ、どうなるかなど誰にも分かりません。
分かりませんし、基本的に高金利通貨・新興国は「下落するかも知れない」意識でいた方がよいと思います。
FXスワップ戦略を取るにしても、先進国も対象にするとか、新興国の中でも分散するとか。(いずれも円キャリーですが)
そもそも、FXスワップ戦略一本で投資しないことが肝要だと。
少なくとも、私はそう思っています。(できれば14年前に知りたかった)
★私のスワップ用メイン口座の一つ「セントラル短資」さんです。メキシコペソのスワップが16円/日で断トツ。歴史ある良い会社です。
★CFD配当戦略が改悪される中、店頭CFDで短期少額裁量トレードをしています。(手動トラリピ) こちらは店頭CFDでやっていて、私はGMOクリック証券を使っています。