CFDで米国株投資

米国株で早期リタイアを目指します

リラ20円割れを信じるならば

昨日、出勤前につけていたTVで米国トランプ大統領がマクマスター氏を解任と報道していました。 更迭ラッシュだな・・・ くらいに聞いていましたが、びっくりしたのはその後。

解任報道に付け加えて円高の報道があり、ドル円が104円台に突入したと。

よもや、再び100円台にこれほどまで接近するとは・・・。 連れられてトルコリラ円も大きく下げています。 瞬間的には25円半ばまで落ち込みました。

報道の受け売りですが、マクマスター氏の後任は北朝鮮に対して強硬派の人だそうです。

リラ20円割れを信じるなら両建てか

現在の保有状況です。

  • TRY/JPY 買 9.9枚 平均 49.62円

約10枚で、1円下落すると10万です。 つい先日、30円台を割るかどうかなんてガヤガヤしていたのが嘘のように。

25円タッチも間もなくと言った感じです。

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30円から、本当に20円まで行き着けば、それだけで100万の評価損です。 確か30円の時に確認した含み損が200万だったので、20円なら300万です。

ロスカットは一桁台になってもされませんが、さすがにキツイだろ・・・。

80円のスワップが毎日付いたとしても、10枚で一日800円。 一年で292,000円です。 2円ちょっとの下落分しか埋めてはくれません。

下落スピードが速すぎるんですよね。

10枚全部とは言わないまでも、一部売りの両建てをして相殺するべきか・・・。

こんな話を2017年末にしていた

先日、GTC注文でリラ売りが行われて、一瞬パニックになった奴です。

実は2017年12月の投稿で、両建てに触れていて、実際27円台で両建ての売りを注文していました。 それをすっかり忘れて、先日の急落で約定。

「何が起きたんだ?なんでリラ新規売りなんだ??」とパニックになった次第です(恥

2017年12月の頃と違い、20円台後半にすっかり慣れてしまっていた自分は、早々に売りポジ(両建て)を決済しました。

しかし。

現時点で結果だけいえば、あのまま売りポジを持っていた方が良かったことになります。

これを見越して2017年12月には売りの指値をしていたのに。

その時々の気分で判断していて一貫性がありませんね。

ここらでキチンと決めよう。

未来は誰にも分からないので・・・、間を取る

強制ロスカットはされないと言えど、あまりに多額の含み損状態となるのは少しキツイ。

現時点で200万ほど。 20円割れなら300万ほどの含み損です。

その先、10円割れも絶対無いとは誰にも言えない。

・・・かと言って、「損切り」する決断力はない。

素人が右往左往すると大概良い結果にはならず、最終的に「何もしないのが一番よかったのに・・・」って展開になりがちだけれど。

現在の保有量と、今から10円、20円下げた場合を想定すると「キツイ」と感じるなら、対策をした方がよいはず。

やはり両建てか・・・。

先ほどの通り、10枚で得られる年間スワップは一枚80円と仮定して29万。

約3円、一年の間に下落すると思うならそもそもポジを持たないほうがよいことになる。 ただし、両建てにより売りポジを一部でも持つなら、「ゼロ」ではなく「支払いスワップ」が発生しますから、さらに大きく下げた場合だけ有効となりますね。

さて、どうしよう・・・。

先に書いたとおり、現在の保有量はリラ買い約10枚。約定平均50円ほど。

この買い10枚はそのままにし、両建てとして何枚か「リラ円」を売ることにする。 売った場合の支払いスワップと受け取りスワップを考えてみる。

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通常、買いスワップで発生する受け取りスワップより、支払いスワップのほうが高いので、一日100円の支払いスワップと仮定してみる。

もし4枚売った場合、支払いスワップは年-15万。 受け取りスワップと相殺して、差し引き14万円の利益。

3枚売った場合、年-11万。 差し引き19万の利益。

2枚売った場合、年-7万。 差し引き22万の利益。

こう考えると自分の感覚では3枚だろうか・・・。 保有量の1/3と言うのもちょうど良い。

っと、そんなこんなを考えていて。 メイン口座である「セントラル短資」と「外為どっとコム」で、どちらが売りスワップが低いか調べていたら驚愕の事実が。 セントラル短資では両建ての場合、独自スワップルールを採用しているようで、自分のように買いポジ枚数が多い両建ての場合、スワップは買いと同額にしてくれるようです。

よし。

であれば、セン短で持っているリラ円ロング5.4枚に対して、3.0枚の売りを両建てとして保有しよう。

去年12月と同じことをやっていて、「馬鹿の極み」みたいな感じだけれど、この方針で決定しよう。 これで買いポジは7枚相当と同じレート変動になるはず。

年間スワップは減ってしまうけど、それはもう仕方ない。保険みたいなもんだ。

レート変動が7枚と同じ動きになるなら多少は心穏やかになれるし。 7枚保持相当(売り買い同額なら単純な枚数相殺)なら、年間スワップは約20.4万。

もし年内に26円から20円までレートが下げたとしたらヘッジ分は18万。

一定のレート、例えば現在の26円にずっと止まった場合や、まさかの上昇した場合は「余計なこと」をしたことになる訳だけど。 先ほども書いたとおり、これはあくまで「保険」で。

トータル的には損をする訳ではないのでよしとする。 出口戦略は難しくなりそうだけど・・・。

よし。 26円割れに指値をだします。

もちろんGTCです。