ドル利上げか。年内最後のFOMCが迫ってきました
今週は取引しているお客さんと神田で忘年会でした。今絡みのあるお客さんは比較的物腰が柔らかいと言うか、高圧的な態度は取らない方たちなのでお酒を飲んでいても多少気は楽です。
そうは言っても仕事絡みのお客さん。やっぱりプライベートで飲む酒のようにはいかないですね。
過去には別の企業の忘年会で、飲みたくもないものを飲み、言いたくもないことを言って、歌いたくもないものを歌ってきました。
嫌な思いや苦痛もいっぱいありましたね。
この時期はアーリーリタイアへの思いが一段と強くなります。
そんな苦痛を乗り越えて、今年もなんとかボーナスが支給されました。
額面65万程度です。
世間ではボーナスが90万くらい~ なんて話を聞くと、寂しい思いをしますが。
以前のように社内評価でボーナスを上げたいとか、そんなことは思わなくなりました。
ボーナスを一万・二万あげるのと対価が割にあわなすぎです…。
しかも社内評価なんて上の人、声の大きい人が「こうだ!」と言ったらそうなってしまう世界ですからね。
末端の人間がもがいたって無駄さ… って感じです。
私もそんな風に感じる枯れた年齢になってしまいました!
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FOMCによる利上げは続くのか
さて、なんだか暗い出だしで書き始めましたが、日本時間15日午前に、スワップ派にとっては明るいニュースが舞い込む筈です。
いよいよ年内最後のFOMCにて、ここ数年で最高に利上げが見込まれている回ではないでしょうか。
予測されている利上げは0.25%と小幅なものですが、何度も書いている通り、ここ数年「利上げするかも」「利上げしちゃうよ」と言いつつ何度も何度も肩透かしを喰らってきたので。
今回はようやく。と言った感じですね。まぁ、まだ決まった訳じゃないですが…。
米国大統領選真っ只中の時には、トランプ氏優勢の報が出ただけで相場は大暴落したのに、今ではトランプノミクスで大暴騰です。
元々トランプ氏は米国の利上げとドル高を容認しない発言をしていましたが。今後どうなっていくのでしょうね。
「NO!トランプ」のデモも未だに続いているようだし、FBIに続き、CIAからも米国選挙では「疑惑」のニュースが出ていますが、そんなネガティブ要素はなんのその。
問題は米国大統領に就任した後、期待されている経済界の活況を生み出せるかどうかですね。
スワップ派の私はどちらか予想するものではないし、そもそも予想なんてできないですから。どちらに転んでも退場とならないようにレバレッジだけは引き続き注視します。
主要スワップ対象国金利差
ちょっと気が早いですが、数カ国の金利差を振り返ってみます。(14日時点、利上げ前)
国名 | 政策金利 |
日本 | 0.10 |
米国 | 0.50 |
欧州 | 0.00 |
英国 | 0.25 |
濠州 | 1.50 |
NZ | 1.75 |
南ア | 7.00 |
トルコ | 8.00 |
こちらは私がメインで使用している「外為どっとコム」社のスワップポイントです。全てクロス円の10Lot買いを表示しています。
通貨 | スワポ |
ドル | 20 |
ユロ | -15 |
濠州 | 25 |
ポン | 9 |
NZ | 42 |
南ア | 7 |
リラ | 67 |
でも、これからきっと段階的に金利があがっていくことを期待できるドルとは裏腹に、他の通貨はイマイチな状況です。
金利差を除いて考えても、ユーロは英国やイタリアの件があるし、トルコは非常事態宣言、先日も爆弾テロ、通貨防衛、南アは汚職、大統領辞任要求、ゴーダン財務相出頭命令の件… ネガティブな要素が少なくなさそうです。
うーん、こう考えると、スワップ派として次の対象通貨は「ドル」が期待できるのではないだろうか。
一定の高金利通貨としてリラやランドの魅力が無くなる訳ではないけれど、ドルの存在感が益々大きくなって行くのではないでしょうか。
惜しむらくは、私が期待していた年末年始の暴落(100円割れ)が期待できなくなって来た?ことです。
クリントン氏が当選していたら、きっとこんな暴騰は起きなかったんだろうに、惜しいなぁ。
金利上昇局面で、ドルを100円そこらでポジれたら、数年・数十年、ウマーな思いができると考えていたんですが…、クヤシイです!