CFDで米国株投資

米国株で早期リタイアを目指します

FXスワップ派は儲かるのか②

FXスワップ派は儲かるのか①」の続きです。

先週の取引実績です。

  • 9/12
    USD/JPY +231,521円
  • 9/13
    USD/JPY +440,924円
  • 9/14
    USD/JPY -501,100円
  • 9/15
    取引なし
  • 9/16
    USD/JPY +121,843円
  • 9/12~9/16損益
    293,188円

9/14(水)の負けが響きました。終わってみれば先週一週間の損益は+29万です。週初めが上手く行っていただけに、+100万のオーダーを狙ってむきになりすぎました。

9/15は「休むも相場」のとおり、頭を冷やすべく休業しました。翌16日は慎重になりすぎたか+12万の微増となっています。

you-realiarシステムに従って取引するだけ、とは言えまだまだメンタルが追いついていません。来週(今週)こそは淡々と冷静に取引したいと思います。

積極的に煽っていくスタイル

…などと絵空事を言って、アフィとか教材とかを売り付ければ良いんですかね。タネ銭がない。

頭をからっぽにして、遠い目をして200タイプくらいキーを押下すれば「俺は凄腕トレーダー」の人物像ができあがるのですから、これほど割の良いモンはないです。

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You'er a liar!!

当ブログの主題どおり、私はFXの勉強なんてしません。されば今後の参考にしたいと、相場の見通しやトレード履歴について投稿しているよそのブログはちょいちょい読んでいたりします。おんぶに抱っこ、して欲しい。

ただ、もともと文章を読むのは嫌いでないので、「参考のため」という観点だけでなく、純粋に「読み物」として読んでいるブログもあります。フラフラと検索したりランキングからつまみ食いすることも多々あります。

やはりネットの情報(ブログ)は玉石混交です。「ほぅ、なるほど」と思わせる記事もあれば、冒頭のようなクソみたいなものもあります。…いや、もしかしたら私が空気を読めず真面目に評価しているだけで、実は緻密に計算された「笑えるネタブログ」なのかも知れません。

そうは言っても気持ちはわかるのです。お金がほしい。そう、思いは皆一緒です。

儲かっているスワップ・トレーダーよ現れて

そんな中、前回の投稿でも書いた通り、「スワップ派」と称されるトレードスタイルを取っている方で儲かっている話はほとんど目にしません。

ポジションを構築したら毎日入ってくるスワップを受け取るだけのスタイルですから、そもそもブログのネタになり難い点はあるでしょうし、時代背景(低金利時代)もあるとは思います。

でも、「スワップ派」が賑わっていないこの状況では、「本当にこのままでいいのだろうか」と心配になってしまうのです。

どのような「スワップ派ポジション」を構築するのがベターなのか、お手本のような人(ブログ)がいてくれたら…。会社やプライベートではFXをやっている人がいない(知らない)ため、孤立無援トレーダーとして(勝手な)仲間がいたら…。

私にスワップ派ポリシーなどない

私はスワップ派でやってきていますが、何度も書いている通り、FXの知識やトレードセンスがないからです。そこにスワップ派としてのポリシーなど微塵もありません。

儲かればよい。それだけです。ポリシーで飯は食えません。リタイアできません。利益が出れば良いのです。もちろん合法的な方法で、ですが。

今、私がFXに使用しているタネ銭は500万ちょい。これが自分のお小遣いとしての、最後のまとまったお金です。このタネ銭の存在だけが、「投資でうまくすればリタイアが」と考えられる心の拠り所であって、これをなくしたら一生社畜確定です。

まぁ、500万くらいの元手でリタイアの夢を見るのは愚かかも知れませんが、無い袖は振れません。私には自由の利く最大にして最後のお金なのです。したがって、ギャンブルを打つ訳にはいかず、レバは常に意識してきました。

このブログを多少なりとも読んでくれたことのある方ならご存知かも知れませんが、近々の裁量トレードでは一度に0.3枚とか、そんな単位です。

傍から見たらセコイ面白みのない取引をしています。しかし、レバ2倍を超過することは避けなければなりません。もっと言えば、1.5倍以下が望ましく、余程のことがない限り1.2~1.3倍程度に止めるべきと考えています。

結局資金量が少ないことに尽きる

タネ銭が少ないのに安全に、低レバで運用しようとすると当然リターンが少ない。リターンが少なければ早期リタイアなど不可能。リスクを選考すると、知識・センス・運、全てが壊滅的に足りない自分は必ず退場することになる。

では安全に低レバで運用しつつ、リターンを得るにはタネ銭を増やすしかない。タネ銭を増やすにはリスクを…。

あ、完全にハマってる。

…そもそも、生活費を賄えるようなスワップを安全に受け取れるだけの玉を建てられるタネ銭がある人には、FXなんかよりももっと魅力的な投資先があるのではないだろうか。

5年・10年先の資産

さて、ここまで読んでくれた忍耐強い方がもしいたら、そろそろイライラしてらっしゃるのではないでしょうか。

『カネもねぇ、知識も技術もねぇ、リスクは負いたくねぇ、だけどリターンは安定して大きく欲しい?』

『そんな話ある訳ねぇだろぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお。』

と。
それは正に真実で、そんなうまい話はないんですよね。そんな話はまず例外なく詐欺でしょう。冒頭のようなエセ情報にひっかかるのです。

スワップ派は儲かるのか」こんな大層なタイトルを付けてクソみたいな記事をぽちぽち更新しなくても本当は嫌という程分かっているのです。

知識かセンス、または豊富な資金が必要。そのいずれもがないなら黙って小金(スワップ)を受け取っていろ。

何物も持たない自分が、何者かに成りたい、虫のいい話なのです。

このどうしようもない現実と、「早期リタイア」の夢に挟まれて、まるで躁鬱のように「これからは裁量で!」「いやいや俺にはセンスが…」「スワップじゃ200年くらい生きないとリタイアできねぇ!」「いやいやこのタネ銭を失ったら…」といったりきたりです。

試しにタネ銭500万を、年利10%で10年複利運用するとどうなるかその辺の計算サイトで試算してみました。結果は… 約1300万。

は・はなしにならない… orz

年利10%ってそこそこアグレッシブに攻めないと(ポジションを建てないと)達成できないと思います。それを10年続けて1300万。

これが同じ条件で、元手が1000万なら10年後には約2600万です。これくらいなら希望が見えてくるのに…。

「この会社生活は続かない」、「早期リタイアしたい」と思う気持ちが強くなっていく自分にとって、もっと真剣にどうするかを考えるべき時が来たのかも知れません。

このままスワップ派で良いのか、もっと言えばFXが投資対象で良いのかも含めて。

FXスワップ派は儲かるのか③へ続きます。