FXスワップ派を否定するブログを読んでみた(中
前回投稿「FXスワップ派を否定するブログを読んでみた(前」の続きです。
ひょんなことから目にした「FXスワップ否定派ブログ」
そこで一様に取りざたされている「リーマンショック」と、「大レート変動でスワップ派は損をするから儲からない」との意見に思ったことを書いています。
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反論ではないんですよ
ここでビシッ!と、「俺はスワップで儲かってるぜ!」と言えたら素晴らしいのですが。
まだ結果はイマイチ出せていないので、なんとも説得力に欠けてしまいます。
ただ、基本的に私の考えは過去の投稿「FXスワップ派は儲かるのか」の通りです。
ダラダラと長いですが、要約すれば以下のことを言っています。
- 低レバレッジで長期投資をすればFXスワップ派はほぼほぼ儲かる
- ただし、その時得られるリターンは小さいかも知れない
- 長期間持ち続ける間に、他の投資や高レバなどの「誘惑」に襲われる
- スワップ派を止めてしまうか、次第に高レバ・高スワップになってしまうケースが多い
- そして大レート変動に襲われた際、高レバのスワップ派はあっけなく吹き飛ぶ
そもそも「儲かる」「儲からない」を議論する際、一体何を持って「儲けとするか」を挙げないと話にならないと思うんですよね。
これについても過去の投稿で書いていますが、極端なことを言えば、年間1円でも利益が出ればそれは「儲け」です。
しかし、それを「儲かっている」という人はほとんどいないでしょう。
投資金額に対して、年利何パーセント程度の利益が出たら「儲かっている」と言えるのか。
その線引き次第で、スワップ派は「儲かる」とも、「儲からない」とも言えるものだと考えています。
スワップ派は儲からない?いいえ、違います
他の多くのトレードスタイルがそうであるように、スワップ派も結局は「やり方次第」であると考えています。
スワップ派を否定して、では「別のあるトレードスタイル」を取れば、必ず儲かるのか?
そんな旨い話は無い様に、スワップ派も、「儲かるやり方」もあれば、「儲からないやり方」もあって。
否定派が口を揃えて言う「大レート変動で吹き飛ぶのだ」との指摘は、後者のケースを挙げているに過ぎません。
そうなってくると、やはり議論の対象は利益率であり…
儲かるか否かは「やり方次第」と書きましたが、ではどうやってスワップ派は儲けられるのか。
これももう、何度も書いてきましたが、「低レバレッジで超長期保有」に尽きると思います。
きっと否定派も、「まぁ、低レバレッジで超長期に持っていれば少しくらい利益は出せるかもね」と、一定の理解は示してくれる気がする。
ただ、こうも言われる気がします。
「原資に対してレバレッジ1倍とか、1.5倍で超長期保有なんて割に合わねぇよ」
「それならFXをやる意味ないんじゃない?」
「こっちのトレードスタイルなら、同じ原資でもっと儲かるのに」
結局は、先に挙げた「一体どの程度の利益率があって『儲け』と考えるのか」で結果が変わってしまいます。
しかしこの答えは人それぞれでしょうし、基本的には高利益を求めれば求めるほど、リスクも上がっていくことでしょう。
あるいは高度なトレードを行うには勉強や作業時間、センスが必要かも知れません。
スワップ投資はベストな投資では無い。
だから高度なトレードや、高リスクに耐えられる人はスワップ派を行うメリットは低い。
けれど、そうでない人には「スワップ派」の選択も十分アリなのではないか。
それが私の考えです。
またまた長くなったので「FXスワップ派を否定するブログを読んでみた(下」へ続きます。