トルコリラ、意外に底堅いですね|7日は金利発表
トルコリラ円、底なし沼のようにズブズブと沈んでいくものと思っていましたが・・・。 6/7現在、24円台まで戻しています。
先日最安値22円台をつけてから、意外にも底堅いですね。 それもこれもトルコ中銀、チェティンカヤ総裁のおかげなんでしょうか。
少なくとも通貨政策に関してはアホな放言ばかりしていたエルドアン大統領は、とりあえず今のところ大人しくしているようです。
やはり先日、多少の損失はでたものの「リラ売り」を全てロスカットしてよかった。 あのまま持っていたらマイナススワップはぶくぶく膨らむし、結局は24円台に戻してしまっていますからね。
[pc][ad1][/pc][mobile][ad4][/mobile]
本日6月7日はトルコの政策金利発表です
あとおよそ30分ですね。
今後のトルコリラが沈み行く船になるか、まさかの起死回生となるか。
その2つのポイントとなる内の1つが、本日のトルコ中銀による政策金利発表だと思っています。 日本時間では6/7の20時からです。
市場予想は大きく分かれる
先日、4日に発表されたトルコのコアCPIは急速な伸びを示したため、本日の政策金利でも再度利上げを断行するのでは?との見方もあるようです。
一方、先日の緊急会合による利上げが行われていることから、流石に今回は見送られるのでは・・・との見方もあるようです。
利上げ派も利上げ幅の見方は様々で、利上げする・しない、およびどの程度利上げするかによりリラ円は変動しそうです。
6月以降、リラは下落していくと予想
自分の予想に固執することはよくないですが、私は今後のリラ円に対して相変わらず「ネガティブ」を堅持します。
予想外に中銀が動き、現在は底堅い推移を見せていますが、あくまで本番は6/24の選挙だと思っています。
ここで現エルドアン大統領の権力掌握がより進むのは確実だと思いますので、現在は大人しくしている氏が中銀に再び口出し・圧力をかけるのは免れないと考えています。
いずれにしても、本日これからの中銀発表と、6/24の選挙結果で大きく動く可能性があるので、リラスワッパーの皆様はご注意ください。