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米国株で早期リタイアを目指します

トルコ選挙まであと5日|リラの行方は

トルコリラ、相変わらず冴えないですねぇ。 リラスワッパーの皆様、息してますか?

私は先日の「リラ確定損失」+「リラ含み損」+「貿易戦争からのダウ大幅下落によるCFD含み損」

…でキュウキュウしています。

大イベント前だし、リラはもう少し24円台でウロウロするかと思ったのですが、本日、19日の夕刻時点では23円割れ目前です。

ご存知の通り、6/24にトルコで大統領選が行われます。 この結果、現職のエルドアン大統領が再選すれば、基本的には横ばい、または下落なんでしょうか。

もし「まさか」の結果になれば期待上げもあるんでしょうか。

当初は当選確実と見られていた現・エルドアン大統領も、支持が伸び悩んでいる状態で、「再選確実」とは言い切れない状態のようです。 皮肉にも経済の低迷から苦戦しています。

トルコ:24日に大統領選、現職エルドアン氏が優勢に
ただ、ここにきて経済問題を背景に思わぬ苦戦を強いられている。通貨リラは3月から20%以上も下落し、国民はインフレに直面している。支持が50%を割り込む世論調査もあり、24日の投票で半数以上を確保できなければ、上位2候補による7月8日の決選投票にもつれ込む可能性がある。 毎日新聞『トルコ:24日に大統領選、現職エルドアン氏が優勢に』より

通貨下落を煽るような発言を繰りかえしてきたツケですね。 そうは言ってもエルドアン氏が率いるAKPが優勢には変わりありません。

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ヘタに接戦で再投票・・・からの現職当選が一番困る

思いのほかエルドアン氏に対する支持が伸び悩む中、過半数を取れず、上位二候補の「決選投票」となれば、7/8までこんな状態が続くことになります。

そして決選投票からの、結局現職エルドアン氏が当選・・・ って、なんでだ!!

・・・っつーパターンが一番まずい気がしています。

上位二候補の決選投票では、野党がどれだけ共闘できるか、になるのでしょうが・・・。 私はやはり「まさか」が起きる可能性は低いと思っています。

17年の大統領権力強化、18年の再選(国民の承認)を得たら、強権的な氏は益々暴走しないか心配です。

つい先日もこんな発言をしていました。

ムーディーズは我が国(トルコ)をおとしめようとしている

久々、外為どっとコムの野村氏からです。

ムーディーズがトルコ経済をおとしめようとしている
トルコのエルドアン大統領はムーディーズが同国経済をおとしめようとしていると批判し、「24日の大統領選挙後にムーディーズに対して行動を開始する」と述べた。 「わが国はムーディーズのメンバーではないにもかかわらず、彼らは異例の 声明を出している。『どうやってトルコをおとしめようか。どうやって厳しい立場に追い込もうか』と言って行動を起こすとは、何様のつもりか」とムーディーズを激しく攻撃した。 野村雅道のID為替研究所『ムーディーズがトルコ経済をおとしめようとしている』より

将来的な格下げを匂わせたムーディーズに対し、エルドアン大統領が噛み付いたようです。

いやいや・・・ 「おとしめる」って・・・ そうじゃないでしょ。

エルドアン氏再選となったらもうダメぽ。

売り逃げするのが良いんでしょうか・・・。

私は現在23円割れを前に、もう一度禁忌「両建て売り」を発動するのかどうか、揺れています・・・。