メキシコペソ全決済。…FXやる奴はアホ？
FXスワップ＆米国株インデックス積立＆ＣＦＤ短期売買投資のH2です。
タイトルの通りで、先日保有していたスワップ用ポジションのメキシコペソ円を全決済しました。
平均取得価格5.73円で、15.0枚保有していました。 若干評価損はありましたが、保有中のスワップが相殺してくれて、結果としては僅かなプラス決済でした。（１万くらい？）
今回メキシコペソを全決済した理由ですが…
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メキシコ情勢とそもそもFXスワップに懐疑的
ズバリタイトルの通りです。
近頃メキシコの格付けが下がるかも知れない、との噂をチラホラ目にしました。
レートも若干下がり傾向だったようですし。
そんな時に脳裏をよぎったのが、「メキシコペソも、トルコリラのように下がり続けたらどうしよう」でした。
やはり完全に腹落ちした状態でないまま、投資に手を出してはダメですね。
トルコリラを買った十年前、永久保有するつもりだった
レート？そんなもん関係ないじゃん。
買ったら永遠にホールドして、ずっと高金利の恩恵（スワップ）を受け取れば良いじゃん。
極論、リラが１円になったって、いつかはスワップで相殺＆プラス評価になってくじゃん。
そう思っていた時期が私にもありました。
あれから十年超。
あの頃、SP500やダウに投資していれば、どうなっていたことか…。
結局リラは「コツコツ」のスワップでは到底抗えない、「ドスン」のレート変動で大きく含み損です。
そして、私が常々心配していた「トルコリラのデフォルト」も、ずっと私の中で引っかかったままです。
トルコがデフォルト？そんなことはありえません
そう語るブログも多いけれど、そういう奴でリアルに数百万、数千万の投資をリラにしている人は見かけない。
必ずと言って良いほど、FX証券会社の「アフィリエイト広告」は張ってありますけどね。
そんな連中が「トルコは大丈夫です」なんて言っても… ねぇ。
所詮は他人事ですよ。
FXスワップはやはりダメなのだろうか
過去の投稿を見ると分かりますが、ネットで投稿されている
「FXやる奴はアホ」
「FXはゼロサムゲームで投資ではありません」
「FXはある通貨と通貨のポイントを買うだけで、資産ではありません」
こんな意見に対して、噛みついていた頃もありました。
前述のとおり、「レバレッジさえしっかり守って永久ホールドすれば良いじゃん」と…。
この十年で多くのリラ投資ブロガーが散っていく中、確かに私はレバレッジ管理を徹底してきたため、強制ロスカットされることはありませんでした。
その代わりに多くの評価損を抱えることになりましたけどね…。
ここから先、30年とか50年では逆転する可能性もあるかも知れません。
でも、30年まって漸くトントンとなるような投資になんの意味が？？？
だったら、最初から堅実なインデックス投資で良いじゃないか――、と。
腹落ちしない状態で手を出したメキシコペソは全て放出
そんな「FXスワップ投資」に懐疑的だった自分は。
そして結局のところ、ずっとずっと歴史が古く、圧倒的マジョリティの「株式投資」に揺らいでいた自分にとって。
「今ならまだ間に合う」
「メキシコペソを今手放せば、トントンだ」
そう迷いに迷って、今回全売却しました。
とは言え私のスワップポジションの中心は「トルコリラ」と「南アフリカランド」です。
こちらは損切できていませんし、今のところ損切するつもりもありません。
落ちたら最後、死ぬまで付き合うつもりです
まぁ、あくまで今の時点では、ですが。
このままトルコリラを損切するつもりはなく、トントン、いや…、ある程度の利益がでるまでは手放すつもりはありません。
だって十年超ですよ？
今さら離れられません。
…おそらく、ダメになったものは早急に損切するのが正しく、「だってだって、十年だもん」と私のようにズルズル行くのは愚策なのでしょうが。
頭ではわかっていても、気持ちが追いつきません。
とりあえず今は。
万が一、利益がでるまでは、付き合ってみようと思います。
が。
ポジションの買い増しは二度とないでしょう。
もっと早く、インデックス投資に出会いたかった
正確に言うと、「インデックス投資の有効性を説いてくれる人」に出会いたかった。
十年前に知れていたら…。
FXのような射幸性や、「大勝ち」はインデックス投資にはありませんけどね。
でも、FXスワップ投資で「コツコツやっていきたい」と言っているなら、インデックス投資の方がよいでしょう。
私は今、完全にそう思っています。
