なぜ猫も杓子もリラ買いなのか。今後のスワップ派対象通貨を考える①
スワップ派と言ったら必ずと言っていいほど「トルコリラ」投資になると感じています。もしくはランド。
確かに高金利通貨でなくてはスワップポイントが受け取れませんから、必然的にリラやランドが対象になりますよね。
かくいう自分もトルコやランドは保証金に対して少し多めに持っています。
また、信奉する野村先生も高金利通貨に投資して働かずに年ン千万円~って仰ってますし、魅力があったのは確かです。
…あえて「あった」と表現してみました。
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現在のスワップ派投資対象を考える
私は断然ドル円に期待しています。中には最近FXを始めた方もいて、知らない方もいるかも知れませんが、ドル円一万通貨の買いで100円くらいスワップが付いていた頃もあったんですよ。
当然その頃はランドやオーストラリアドル、NZドルはもっとスワップが高かったと記憶していますが。
※ただ、トルコリラは少なくとも私が口座を開いていたいくつかの証券会社では、まだ取り扱いをしていなかったと思います。
やはりドルにはランドやリラにはない流動性、安定性があると思います。
相場の先見性がない典型例みたいですが、私がリラのほとんどを買った時は当時50円くらいでした。ランドは11円とか12円の頃です。
それがどうでしょう。今やリラは31円台もマークして絶賛最安値更新中です。ランドも7円台です。
レートが低いこと以上に、情勢不安や投資対象としての格付け低下(ジャンク級)が懸念点です。その他にもインフラ、汚職、テロなど問題は山積みです。
やはり新興国、高金利通貨にはそれなりのデメリットがありますね。
それらを鑑みた時に、ドル円は具合が良いというか、優等生に感じます。
もっともリラもランドも歴史的安値圏ですから、将来的に見たとき「今が底値」であったなら、ここで高金利通貨を拾えたスワッパーは今後安泰ですよね。
もしドルもリラも今後下げるにしても、ドルが現在の115円台から-30円で85円台という可能性は0とは言えませんが、既に30円台のリラが-30円にはならないでしょうから、下限がある程度見えている。
一万通貨を建てるにも、ドルは100万。一方リラは30万そこそこです。そういう意味での強みはありそうです。
既に高値掴みでめいっぱいに近い玉を建ててしまっている自分からすると、正直、今からエントリーできる新規参入のスワップ派は羨ましいです。
長くなったので「なぜ猫も杓子もリラ買いなのか。今後のスワップ派対象通貨を考える②」に続きます。