CFDで米国株投資

米国株で早期リタイアを目指します

リラ、ランド、ドル、海外株、利回りがよい投資先の検討

リランドル!!

先日書いた通り、FX一辺倒だった投資先を少し分散しようと、海外株価指数CFDを始めました。

素人は下手な判断で分散投資するな!なんて意見もチラホラ耳にしますが。 それは効率性とか、実は相関が正しく判断できず分散投資できていなかったとか。 そういうことを言ってるんでしょうか。

何にしても「リラ一択」なんてギャンブルはできませんので。 自分なりに考えられる分散方法は以下の通りです。(FXおよびCFD以外に対象を広げず検討)

  • 新興国通貨だけでなく先進国通貨も対象にする
  • 一国の通貨に限定せず、複数国の通貨を対象にする
  • 為替変動の影響を受けない海外株指数も対象にする
  • FXで投資していないユーロ、ポンドの英国株を対象にする

…と、こんなところです。 果たしてこれが分散投資として有効なのかは分かりませんが。

少し心配しているのが、リスクオフ相場になり「円高・株安」になった場合です。 FXはいずれもクロス円取引、CFDは株投資ですからダブルパンチになりそうです。

一般的に株と負の相関関係にある債権を組み込んだりするのかも知れませんが、私程度の原資では債権なんて対象に入りません。

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投資するならリターンが高い方が良いよね

ただでさえ少ない原資を投資するなら、なるべくリターンは大きい方が良い。 それは誰しも思うことで。

やっぱり「リラが買いたい」欲求がみぞみぞする訳です。

2016年後半のリラ利回り

セントラル短資で公表されている「スワップポイント履歴」から、2016年6月~12月までのリラで発生したスワップ額を合計してみました。 結果は一万トルコリラを半年保有することで、約16371円のスワップでした。 対象日数は153日。つまり一日平均107円が付与されたことになります。

また、同半年間の「終値をベースにしたリラのレート」は34.25円でした。

単純な利回りの計算としては、

年平均利回り%=(利息合計 ÷ 元本)÷ 保持年数 X 100 になると思います。

上記を当てはめて行くと利回り9.63%です。

驚異の利回り9.63%!!

リラ!リラ!!リラ!!!

2016年後半のランド利回り

リラと同じ条件で、ランドについてもセン短さんのデータで計算しました。 結果は一万南アランドを半年保有することで、約2649円のスワップでした。 対象日数は同じく153日。つまり一日平均17.31円が付与されたことになります。

また、同半年間の「終値をベースにしたランドのレート」は7.5円でした。

先ほどと同じ単純な利回りの計算を行うと、7.06%です。

うーん。悪くない。

流石リラに次いでの2TOPです。

ドルの利回り…

一方手堅い世界の通貨「ドル」

ようやく利上げが開始され、今年も利上げが複数回行われる予定ですから、レートが下落してきた時には仕込み時期かも知れません。

2017年3月のドル政策金利は1%。今年あと2回0.25%ずつ金利が引き上げられたとしても、利回りは1%そこそこです。

うーむ。目先の話で言えばまったくダメ。

ダメ。ダメ。ダメ。

海外株価指数CFD

これはM2Jのページに記載された2017年の予想値(買い)ですが…

投資先 配当合計 原資 利回り
日経225 33,254円 1,850,000円 1.7%
NYダウ 51,049円 1,930,000円 2.6%
FTSE100 28,442円 680,000円 4.1%

やはり魅力的なリラだが…

実は近々に多少のお金が手に入る算段です。

元々分散投資をそろそろ考えなくては、と言っていたところの増資なので、今回こんなことを考えている訳です。

以下の通り、単純に比較すればやはり魅力的なのはリラですね。

投資先 配当/SP 利回り
日経225 33,254円 1.7%
NYダウ 51,049円 2.6%
FTSE100 28,442円 4.1%
リラ円 32,742円 9.6%
ランド円 5,298円 7.1%
ドル円 9,720円 0.9%

あくまでざっくりな計算としてみてください。 いずれも「過去の値」または「予想値」でして、将来を保証するものではありません。

こう考えると、やはりレバレッジ1倍でリラやランド円に投資するのが良いと思えるのですが…。

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2016年11月時点のFXポジション構成

以前投稿したデータですが、現在もそう大きく変化していないため私のスワップ用ポジションを再掲してみます。

各社合計の通貨別ポジション

  • USD/JPY 売 1.5枚 平均103.89円
  • USD/JPY 買 1.1枚 平均 98.13円
  • NZD/JPY 買 1.1枚 平均 59.50円
  • AUD/JPY 買 0.2枚 平均 96.50円
  • ZAR/JPY 買 11.1枚 平均 11.22円
  • TRY/JPY 買 9.4枚 平均 50.69円

このうち売りの1.5枚は裁量短期なのでいったん除外します。

そしてFX全投資額で各通貨が占める割合を考えると…

通貨 保有枚数 平均取得価格 投資金額

(円)

投資金額

合計比

USD 1.1 98.13 1,079,430 14%
NZD 1.1 59.5 654,500 8%
AUD 0.2 96.5 193,000 2%
ZAR 11.1 11.22 1,245,420 16%
TRY 9.4 50.69 4,764,860 60%

これ以上リラには突っ込めないよ

FX投資のうち、6割がリラです。同じく新興国であるランドも含めると実に8割弱。

それに、リラやランドなど新興国レバレッジを多少底上げして勘案した方が良いと私は思っています。

そう考えると、元手34万、レバレッジ1倍で利回りが9.6%のリラに対して、FTSE100 を元手34万、レバレッジ2倍で考えると利回りが8.3%。

うーん、やはりこんなもんですか…。

レバレッジ1倍なら、リラが1円になってもロスカットされないし、永遠にホールドするつもりならリスクはないんじゃ?」と思われるかも知れませんが。

そこは次のようなケースを懸念しています。

  • レートが下落して、かつ金利も下がった場合(最悪マイナススワップ
  • トルコがデフォルトした場合
  • ポジションを持った証券会社がリラ扱いを中止した場合

正直、リラが日本の金利よりも低くなることは無いと思っていますが。 だからと言って絶対に無いと言えない以上、リラに傾倒して何年・何十年も持つことは避けたいです。

そして二点目、三点目ですが。

これは「アイスランドクローナ」の記憶が大きいです。

いくら将来的に利益を出してくれる見込みであろうと、証券会社に強制反対売買されたらそれまでです。

こう考えると、レバレッジ1倍だからと言って、100%何も考えずに安心と言う訳でもないと思っています。

チキンすぎますかね。

俺流まとめ

これからの余剰資金量にもよりますが、概ね次の方針で進めようと思っています。

  • 余剰量に応じてもう少しだけランドを購入する。レバは1倍
  • リラはこれ以上購入しない予定
  • ドルは0.1枚など、少量ずつ時間をかけて購入し、来るべき高金利時代を待つ
  • FTSE100はFXの分散としてレバ2倍程度でゆっくり購入する

今回改めて計算してみても、概ね前々から想定していた通りの結果になりました。 でもキチンと考えたことで、「リラを買っちゃおうかな…」という欲望が抑えられましたので良かったです。